〇〇さんみたいな声を出したい
皆さんは聴くのが心地よいアーティストや曲、歌って楽しいアーティストや曲、声質に憧れている歌手等・・・様々な部分に注目して音楽を楽しまれていると思います。
「〇〇さんみたいな声になりたい」と1度は思ったことがあるのではないでしょうか?試行錯誤して似せてみたけどなんだか違う・・・そんなご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
〇〇さんみたいな声を出すのは可能?
歌手の特徴をあなたはパッと言えますか?
米津玄師・・・・鼻に集めたような感じ。よく響く声。
バックナンバー・・・鼻に集めたような感じ。よく響く声。
AAA西島隆弘・・・しっか鼻に通したような声。息漏れ。
こう書いてみると・・・・あれれ????
そんなに違いはないことに気付いてしまいましたね^^;特徴をこのように文章で表現すると、みんな似たりよったりになるのです・・・そういうことです。
なぜでしょうね??
発声の基礎はみんな同じ
実はどんな歌手でも声の出し方自体はそんなに大差はないのです。だから、〇〇さんはこう発声している・・・という風には捉えないようにしましょう。その人が特殊な発声方法をしているからそうなっているのではないということを理解しましょう。
どうしたら理想の声質になれるのか
目標の声の歌手の方の声をよく聴いて、自分の声から~その歌手の声に寄せていくように調整をしていく方法を繰り返すことです。
「理想の声」をいきなり教えるのは無理がある
レクチャーしようとすると、どうしても抽象的な言葉や表現になってしまいます。「もう少し声を深めにしてみよう!」「語尾を短くして引き締めてみよう!」「出だしは今よりそっとやさしく温かい感じで出してみよう!」という感じにならざるを得ないからです。
「理想の声」に近付くために必要不可欠なこと
理想の声に寄せていく・・・というお話をしましたが、どうやったら寄せられるのでしょうか?と疑問を持たれた方も多いと思います。
必要なのは、発声の技術です。
発声の基礎が固まっていると、自分の声をコントロールできるのでイメージに寄せるということができるのです。「どのようにしたら近づいていけるか」を自分の声を出しながら、イメージしながら調整していくことが可能となるのです。その結果、練習を重ねている間にだんだんと理想的な声を出せるようになってきます。
簡単なモノマネなら誰でもできるのに??
モノマネで有名な青木隆治さんは、とにかく発声の基礎がしっかりしています。基礎がきちんとできている上で、モノマネをする歌手の特徴に寄せています。モノマネが上手い以前に歌が上手いのです。下手な方がモノマネをした時とは雲泥の差であることはイメージができますよね^^;
薄っぺらいモノマネと本当の声に寄せるモノマネ(発声の基礎もできている)は違います。歌手の声質ばかりにフォーカスして、発声の基礎に目を向けられていない方も多いのではないかと思います。
基礎ができるようになってきたら
同じアーティストでも楽曲によって声のニュアンスは違うものです。しっかり研究して近付けていけるように挑戦してみましょう!!
発音・リズム感・フレーズの入り方・終わり方・・・・沢山の特徴があります^^1つ1つ発見していくのも楽しいですね♪ ハミングを基調に歌っている歌手もいますし奥が深いです^^
まとめ
今回は理想の声にするにはどうしたら良いかについてご紹介しました。
何事も基礎が大事ということですね。ボイトレを基礎からコツコツ頑張りましょう!