響きのある声とは?
「声が通らない」「いつも聞き返される」「呼んでも気付いてもらえない」・・・などのお悩みはないでしょうか?響きを良くしたり、こもりを取る為に必要なトレーニングの中でも簡単なものをご紹介してみようと思います。
響きの良い声を出すポイント
喉の奥(軟口蓋・なんこうがい)を上げることです。
軟口蓋を上げる簡単な方法は、あくびです。目を見開いて眉毛を上げてみましょう。この動作を行うとなんとなく、喉の奥の軟口蓋が上に上がる感覚を感じられると思います。
軟口蓋が上がった状態で、お腹から「はっ!」と息を吐いてみましょう。通りの良い感覚があったら、それを続けて「はっ!」「はっ!」「はっ!」という風に練習していきましょう。喉の奥が通っている、開いている感覚をつかむことが大切です。
ハミング→声出し
次にハミングから徐々に声を出していきます。音は んーーーーー(ハミング)→あーーーーー という感じです♪
響きの良い声を自分で意識して、キープすることを心がけましょう。
出来ているかどうかのチェック方法
上記のハミング→声出し・・・・の時に鼻をつまんでみましょう。鼻をつまんでも音に変化がなければ上手にできていますよ^^なにぬねの 以外はできるはずです!!
声のこもりを取る方法
あーーーーと発声してみると、自分の声にノイズが入っていると感じる方はいませんか?声のこもりが一瞬で取れる練習方法があります!!舌に注目★
舌を思いっきり前に突き出して下さい。(恥ずかしいと思いますが頑張って!!!)そのまま、歌詞の朗読や歌の一部分の歌唱をしてみましょう。
母音を発声する時には舌は必要ありません。実は発声を妨げる原因になってしまうのです。上手に避けてあげるコツを掴むと声のこもりが取れていきます。
上記の方法でも変化が起こらなかったり舌を固定するのが難しいと感じた方は、舌の両端をハンカチで持って前に引っ張りながら「チューリップ」「ぶんぶんぶん」「ちょうちょ」など簡単な童謡をうたってみましょう^^やる前後で声を比べてみると、スッキリとしてくると思います。手早くこもりが改善できますよ♪
咳払いはやめましょう
咳払いは声帯をこすり合わせているようなものです。声帯にダメージが起こります。喉がガラガラする。声がかすれる。カスカスする・・・。タンが絡んでいる感じがする・・・それらは、「そんな気がする」ということが大半です。
癖になっていて一日に何回も咳払いをしている可能性も!!!声帯を傷める行為であるということを知っておきましょう。咳払いをしたくなったら、水を飲んだり別のことに切り替えて気を紛らわせてみましょう。
さいごに
自分の声を客観視することはとても難しいことですが、ぜひチャレンジしてみて下さいね^^
アリスボーカル教室では腹式呼吸の息流しトレーニングから響きアップや声量アップに繋げるオリジナルトレーニングも開催中です。講師が作成したオリジナル練習音源で、効率的に練習に取り組むことができます。
オンラインも開催しております。