下手になる練習方法していませんか？「ボーカル編」
「ボーカル編」と「ギター編」をお送りする予定ですが、まずはボーカル編。講師もその２つを練習中なので一緒に頑張りましょう！！
ギター編はこちらです。
カラオケのテロップ歌詞を見て歌う
カラオケは歌詞が2～３行ずつしか出てきませんよね。視界に入る、その２～３行の塊でつい音楽を捉えてしまっている習慣はあまりよくありません。レッスンでは印刷した歌詞を見て歌うことが多いのは、全体を把握する為です。余裕が生まれます。
カラオケの音程バーで音程把握している
カラオケの音程バーがキラキラ～✨ってなれば音程は合っているのでしょうか？ちょっとズレていてもキラキラ～✨と合ってるように見えるのがいつも不思議に思ってます。
ボイトレで音程トレーニングをしている時は、針で刺したように１点を目がけて音程を取っていきます。カラオケバーはそれが５cmくらいあるようなイメージです。その差を少し意識してみると良いかなと思います。視覚的情報で音程を合わせることは耳を使わなくなるので、それも要注意。
日常的に姿勢が悪い・歌う時の姿勢を気にしていない
ボイトレを始めて姿勢が良くなったという方は多いです。歌を歌う姿勢は背筋がピッと伸びて胸が開いて息が取り込みやすい姿勢です。スマホやパソコンで巻き肩状態になっていたり、体がガチガチで肩甲骨が固まっている、背筋が使われていないという方は、日常生活でも少し気を付けてみると歌にも良い変化があると思います。歌う時の姿勢も気にしていない方は意識してみましょう。
普段の話し声が理想の声を意識していない
やわらかい声を出したくてボイトレを頑張られている方なのに、普段はガラガラ喉締め声で会話されている方は要注意。声のボリュームをアップさせたいとお考えの方もいつも小さな声で生活していると、大きな声はなかなか出にくい状態は続きます。
普段よく出している声というのは気付かないうちに習慣化してくるので、理想の声に近付くように普段の声も気を付けてみましょう♪
喉の不調を押して歌っている
私が時々使っている配信アプリでも喉が痛い、声が枯れる、声が出にくい・・・と悩む方を山ほど見かけますが、みんな無理を押して何時間も歌い続けているのを見かけます。。。楽しいからだと思いますが、状態が悪いママ無理に歌い続けるのはとても危険なことです。不調を感じたら休ませたり、良くならなかったら病院を受診するなど対策を早めに行いましょう。自分の喉は取り替えることはできません。本当に大切にしていただきたいと思います。
過度な負荷をかけた筋トレ
重めの筋トレをされた生徒さんはすぐにわかるほど、過度な筋トレを行った方の喉周りの異常は分かりやすいです。胸周りの筋肉が付きすぎると逆に使い辛くなってしまいます。ガチガチという感じですね。重いものを持つと「うっ！」と踏ん張るクセがつくと、喉を締めるクセがついてしまいます。
マッチョな歌手の方は、喉に不安をかけないパーソナルトレーニングを専門家の指導に沿ってやっていると言われています。歌に必要最低限の筋トレもありますので、レッスンでご紹介しています。
通し練習しかしない
１曲まるまる歌う。という練習しかしていない人はいますか？これはざっくりな練習にすぎないので、部分練習をすることをお勧めします。
音（声・フレーズ）に拘りがない
「どの曲を歌っても同じ感じになる」方はいませんか？それはどんな声で歌おうかな？とかこのフレーズはどこで切ってどう盛り上げたりいかな？など拘りをもっていないからです。まずは原曲を参考に、１部分ずつ取り出して自分なりにどの声で歌おうかな～などと考えてみると少しずつ考えられるようになってくると思います。もちろんレッスンでは、そのようなアドバイスも致します。
自分に合うキーで歌えていない
キーは魅力が変化するポイントです。自分の声に合うキーと言うのは曲がより魅力的に聞こえるよういなりますので、拘りを持って探すのがおすすめです。
（おまけ）下手になる・・とは違うけど上手くなりにくいこと
聴いたり歌ったりする曲が、１つのアーティストに偏っていることです。歌い方のテクニックを色々な歌手から盗んだり、色々な曲調を練習することで自分の技術となっていきます。幅広く柔軟に歌えるようになりたい方は色々なアーティストの色々な曲を聴いていくことをお勧めします。
まとめ
まだまだありますが、代表的なものをまとめました。
１つでもご参考になるものがあったら幸いです。
楽しく歌う中に１つでも意識できることがあると、成果が感じられやすくなり楽しいと思います＾＾閲覧注意記事でしたが前向きに捉えていただけると嬉しいです♪
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